2020年6月21日日曜日

VR環境を整える上で買ってよかったもの

個人的メモの側面が非常に強い話ですが、これからVR環境を整える、VRを始めるといった方の役に立てばと思い書いてます。思い付きと勢いで書いてるような物なので他にも思いついたら追記します。

自分が利用しているhp reverb(WindowsMR)とValve index基準の話になるのでOculus使いはあまり参考にはならないかもしれませんがご了承を

基本的にamazonで調達しています。リンクを張ったりしますが、アフィリエイトとかやってるわけでもないのでここからクリックされようがこっちには何もありません。
まずはこれ一気に3つ
Club3D DisplayPort 1.4 2m延長ケーブル
Cable Matters USB3.0 延長ケーブル 2m
この二つは背面にあるDisplayport端子とマザーボードのusb3.0をケース前に持ってくるために利用しています。必要ない時は外しておきたいのもありますしケーブルの長さも稼げるので便利
結束バンド マジックテープ式
配線まとめるために使ってるやつですね。amazon探してあった奴をとりあえず張ってますが100均でも調達可能です。PC内部の配線やらいろいろ増えがちなケーブルの整理まで非常に役立つのでたくさんあると嬉しい代物

次に行きます。今度は2つ

MyArmor ハンドストラップ
分かる人は見ればわかるとは思いますがWiiリモコンストラップのパチモンみたいな奴です。WinMRコントローラー標準のストラップはごく普通のストラップにしょぼいスライダーが付いたようなものでかなり微妙です。これの良いところはスライダーロック機構がストラップについてることによりコントローラーを振り回しまくってもよほどじゃない限り手から滑って落とすこともなくなるでしょう。スライダー自体も非常に扱いやすく5本セットなので予備に残すも他に使うも良し
eneloop pro 急速充電器セット
充電池としては定番とも言ってもよい充電池が更に大容量となって急速充電可能な充電器が付いた強い奴
通常タイプを使うよりバッテリー持ちが明らかに違うので長時間VRして電池変えなきゃが減った上充電も早いのでとても便利古い充電器を使ってる人はこれを機に急速充電機に変えてしまいましょう。


汎用品のVR機器スタンドです。機種別で別れてたりしますがどれ買っても問題なく使えたりするので適当に安いの買えばいいと思う。ただHMDおいてるだけなのに見た目的にも生えるし片付く

次は画像なしになりますが、音漏れ対策に便利な奴です。
3M スコッチ室内ドア戸あたりP型テープ2本
ドア下部シールテープ
VRやるやらないとか抜きにして夜中にDiscordでVCしながらゲームとかしてると部屋からVCでわいわいしてる音が漏れてうるさいとかなった事もあるのでそれ対策です。
個人的にはかなり効きました。それどころか隣の部屋でうるさくVCしてる弟の声もかなりおとなしくなるほどです。

次はこれ
Panasonic 引掛シーリング増改アダプタ
天井設置のLED照明の間に挟んで600WまでACを引っ張ってこれるあると便利かもしれない奴。ベースステーション用電源を取るために今回は利用しましたが、使い方は色々あると思う。
壁美人 配線モール1m
配線モールとしてはクッソ高いです。一本余っていた物があったので流用したところもあるのですが、天井がデコボコしてるので普通の両面テープ式だと剝がれてくるだろうという事に加えドリルで穴あけ施工するのもなと思ったので今回利用しました。色も白で壁とうまい具合に同化してまだ目立たないししっかり固定されたので結果的に良かったです。値段はするがそれだけの価値はありました。

次はこれ
E-BOX マグネット充電ケーブル
これは他の人に捗るから絶対買えとおススメされた代物だったりするのですが、買ってよかった写真はindexコントローラーですが、あまりの便利さにもう1セット買いをし一本車載用にしました。

東洋工芸 かけまくり ハイパーピンSベースステーション壁固定にオススメとこれも他の人に勧められた代物です。手軽にしっかり固定できて良い

サンワサプライ 雷ガードタップ 10個口 1mBUFFALO 2ピン式電源タップ 10個口タイプ 1.5m
画像の物にはベースステーション配線とかなかったりしますが許して
どっちも似たような10ポートタップなので好きなの買えばいいと思う。PC周りの配線は増えがちでカオスになるのでこのタップはかなり便利です。幅広ACとの干渉もある程度考えられてるので上手く使ってあげると電源周りがスッキリすると思います。

VRカバー Valve Index用
これも画像なしな上書いてる時点でamazonでは在庫切れになってるがindex使うならあった方が良いと思います。そのままより装着感良くなるうえindex自体が使ってるとそれなりに熱持ってジワリと汗が出てきたりするのであるとないとでは大違いです。index買ったらこれも買っとけレベルの代物

WindowsMRでもフルトラがしたい(kinect v2+K2VRを試す)

注意:この記事の情報はSteamVRおよびK2VRのアップデートにより情報としては古い物となっています参考になるかも知れませんが、2021年2月時点での動作等については把握しきれてないことを理解の上お読みください。なお、多忙につき最新版の検証は取れそうにないので取れそうな方にお任せします

アウトプットしておこうと思ってはいたものの中々時間取れず放置をしてました。
色々あって動作不安定とかいうkinect v2とWindows接続アタプターのセットのジャンクがお安く転がってる現場を見てしまい勢いで買ってしまいました。
kinectを利用しVRChatでフルトラッキングがすることができるらしいとの情報が、先人たちによって既に証明されていたりここが欠点などもある程度出ていたりはするのですが物は試しです。
先行してる情報が既に古いものの場合も多く導入に少しだけ戸惑ったので、2020年5月時点の導入手順をメモしておきます。
kinect本体の設置関連
kinect本体設置してる場所の地上高 123cm
kinectと自身の距離 約120cm
自身の身長 175cm
kinectの地上高を153cmぐらいに変えたりもしてみましたが、これぐらいがちょうどよかったので本体地上高と自身の距離が同じぐらいの方が良いかも

あらかじめSteamVRとかVR機器の設定などは終わってる前提でここから話します。

とりあえず必要なソフトウェアは以下の通り
いわゆるドライバーです。これがないと動かない今回利用するのがXboxOne向けに出されたものなのでこちらを利用
kinectフルトラをやる上で必要なツール。腰と足の3点トラッキングが可能になる。SteamVRに連携させて使うのでSteamVR対応なら他のでも動くはず

上記のインストールを済ませPCに接続しSteamVRを起動してSteamVRホームをオフにしてk2vrを起動
**Please be in VR before hitting me! ** instialise SteamVR kinect Trackers -HIT ME
をクリックすることでSteamVRにViveコントローラーのようなものが追加されk2vr側の表示もSuccess!!が3つ並んでたら導入は成功です。
ここからキャリブレーションに入っていくのですが、一つ確認です。
kinectの動作が不安定ではありませんか?
不安定ですと言われる方はPCのusb周りの接続をまず確認しましょう。刺すusb機器を最小限にして刺すポートを変更で動くのであればこの時点では問題はありませんが、高負荷環境になるとそうはいきません。
先人のレポートなどでも意外と語られていない部分であり知らないと詰まるところなので大事な事なのですが、kinectはusb3.0の帯域を非常に多く利用します。
大事な事なので赤字で大文字にしました。つまり何が起きるかというとこの時点では良くても他のusbに接続してるデバイスだったりkinectの動作が不安定になってのちのち不都合が出てきます。HMD自身もusb3.0の帯域をそれなりに利用するため気づいたらkinectの電源切れててトラッキング出来てなかったなんてこともあるわけです。(実際経験しました)
というわけでPCのPCI-Expressスロットに空きがあるならusb3.0拡張カードの導入を強く推奨します。
kinectの推奨usb3.0環境として公式ではintelチップの物とルネサスチップの物が挙げられておりますが、usb3.0拡張カードでintelの物は見たこと無いので、実際はルネサスチップが搭載されたものの搭載をすることになると思います。
私の場合はこちらの物を刺して安定動作をしています。

kinectが問題なく動く事が確認できたならここからキャリブレーションをしていきます。
Enable kinect Rotation CaliblationとEnable kinect Position Caliblationを一つずつチャックしてHMDを被りコントローラーで位置調整をしていきます。
見にくいですが、これぐらいになれば大丈夫なはず…
キャリブレーションしてるときにこんな感じの矢印が出てきますが、この矢印あまりあてにならないので基本的にはトラッカー代わりに見えてるViveコンを見て調整することになります。

調整が出来たらVRchatを起動してテストをしますログインしたらアバターがTポーズ状態なのでTポーズをして両手のコントローラートリガーを引いてとりあえずミラーまでダッシュ
膝部分の白い点とアバターの肘部分にWinMRコンがあるのが見えると思います。こんな感じでキャリブレーションして
フルトラ事故あるある腰トラすっとび
 
その後真面目に調整して三面図に行き着座の確認をしました。かわいいとてもよい
色々試した結果出来るポーズとかの制約はあるけどトラッカーを取り付ける手間が無く充電の心配もなしでいろいろできるのはトラッカーを用いたフルトラに対しての優位点だと思う。
正面向きであれこれやるなら案外動ける。

k2vrのたまにある不具合としてコントローラーとk2vrで設定したトラッカーが入れ替わってしまうと言う既知のバグがあるらしくそれが発生した場合k2vrを一度閉じて再起動をするとよくなります。再起動してもおかしいこともありますが数回試せば大概直るのでそうなったら試しましょう。

記事を書くうえで参考にしたあれこれ